日本最高峰のキーボードHHKB。高品質かつ国内生産ということもあり約35,000円と安くはない買い物。
今回はHHKB Professional HYBRID Type-Sを約1年間使用してわかったことについて説明していきます。
本当に必要な買い物かどうか、ぜひこの記事を読んで決断することをお勧めします。
※macOS 、WindowsOSともに使用しましたが、使用感についてはさほど差はありませんでした。それを踏まえてお読みください。
![]() | HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列/墨 価格:35,200円 |

PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type -S 英語配列 / 墨
結論:意外と使いづらい
- 羅列や操作が独特なので覚えるのが大変
- 右手の仕事量が多い
- キーが少ないため、単体でのゲームや動画編集は向いていない
・羅列や操作が独特なので覚えるのが大変
今まで使ってきたキーボードとは全く違う入力デバイスだと思って向き合いましょう。新しい道具を1から使いこなせるようになる気持ちがないと、残念ながら使いこなすには難しいかもしれません
HHKBの他のキーボードと違うところ
- ショートかとキーが複雑
- 接続が面倒
- ショートカットキーが複雑
歴代のシリーズを購入されたことない方向けに補足すると、Fnキーを押しながらの操作がかなり多いです。特徴的な点としては、US配列は独立した十字キーがありません。
それゆえキーの数を減らしてこのサイズなのがHHKBのよいところなのですが。
こちらの記事ではHHKBを活用するためのショートカットがかなり詳しく解説されていますので購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
- 接続が面倒
PCとBluetooth接続で使用する場合、HHKBの電源ボタンを毎度1秒程度長押ししなければなりません。どうってことないように感じるかと思いますが、この儀式が毎日の起動に必要となるとかなり煩わしい。
その点、後日買い替えたMac純正のMagic Keyboardは相性がよく、上記の儀式なく入力ができます。
Professional HYBRIDは有線でも使用スルことができますが、有線だとせっかくのワイヤレスのスッキリが台無し。かといって毎度スリープから復帰するたびに電源を入れる儀式をするのもかなり面倒。
それなら最初からフルサイズキーボードをどしっと置いておくと便利です。。。
・右手の仕事量が多い
ショートカットが明らかに右手に偏っているため、右手の操作がかなり忙しなくなってしまいます。慣れれば合理的なキー配置だと気づけるのですが、それまではかなり苦痛(特に右手)です。
ちなみに私はどうしても慣れなくて買って1週間ほど使ったあと3ヶ月ほど放置していました。
・単体でのゲームや動画編集には向いていない
できないことはないですが、ゲームや動画編集をするつもりなら最初からHHKBを買う予算の半額程度でゲーミングキーボードを買った方が後悔がないかもしれません。
特に動画編集したい方は、左手デバイスの導入を前提に考えておくと良いかもしれません。
買わない後悔をしたくない方はこちらからご購入ください。
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HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列/墨 価格:35,200円 |
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HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨 価格:35,200円 |
前述したとおり、はっきり言って「文字入力デバイス」としての役割がかなり大きいので、そう言った使い方に割り切るのがこのキーボードの正しい使い方だと思ってください。
それでも欲しい人!こんな人は買ってもいいかも?
- 文字をたくさん打つ人
- デスクをスッキリさせたい人
- いいものを長く使いたい人
→ほぼ文字を打つ人
静電容量の押し心地はなんともいえない快感。一度この打鍵感を味わうと他の廉価なキーボードがかなり安っぽく感じます。
文字を打つ感覚はまさに爽快。無限に打ち続けられそうなほどとにかく気持ち良い。
一日中ノンストレスでタイピングし続けても苦にならないキーボードをお探しの方にはおすすめです。
→デスクをスッキリさせたい人
当然ですがテンキーとファンクションキーがないので横方向がかなりスッキリします。
文字を気持ちよく打つための必要最低限装備なので、デスクのミニマリズムしたい方にはおすすめ。
→いいものを長く使いたい人
公式ホームページにも記載されているのですが、HHKBの寿命はヒトが生涯でタイピングする文字数を軽く凌駕するそうです。
HHKBがバッテリーではなく電池駆動なのも、バッテリーの寿命よりはるかに筐体の寿命が長いためだそうです。電池がなくとも有線接続できますし、有線で電気供給+無線接続も可能なので、革財布のように時間の経過を楽しめるキーボードです。
最後に:私がHHKBを使わなくなった理由
私の場合、
- 動画編集でテンキーや十字キーを多用する
- Homeなどのホットキーも多用する
なので、複合操作を強いられるHHKBは私の用途に対して不便でした。
テンキーの買い増しも見当しましたが、結果的にフルサイズのキーボードを購入した方が一つにまとまってスッキリするので思い切ってフルサイズキーボードに買い替えました。
買い替えたMagic Keyboardについての使用感は別記事にて解説したいと思います。
![]() | 価格:25,980円 |

PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type -S 英語配列 / 墨
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